特許取得済みのローター研削盤RX120は、ロータープロファイルを製造する際に連続的な創成研削を利用しています。連続的な創成研削は、荒加工と不連続な研削加工に使用されます。仕上げ加工では、プロファイル研削のみが使用されます。本プロセスの組み合わせにより、従来の研削時間と比較して最大40%の研削時間短縮を実現することができます。
ローター研削盤RX120は、中小型スクリューコンプレッサーの生産性、経済性を考慮し設計されています。本機には、研削加工時間と非生産的な時間を最小限に抑えるために、ワークスピンドルと砥石スピンドルは直接駆動となっています。
RX120はCBN砥石のみを使用できます。
制御とソフトウェア
制御システムは、独シーメンスSinumerik840Dをベースに、KAPP-NILESが機械仕様に合わせて開発したものを適用しています。メニューやインターフェイスは、実作業者が使いやすいように設計されているため、とても使いやすい仕様になっています。
本機には次のオプションがあります。
主な仕様は下表のとおりです。