RXシリーズは、不連続プロファイル研削専用に設計されています。高い駆動力でのローター形状の効率的な研削により、極めて高い研削能力を持っています。
RXシリーズは、小~大量生産用の切削加工後や鋳造後のプレ仕上げ研削/仕上げ研削に使用されます。
スクリュータイプの圧縮機ローター、ロータリーピストン、スクリュータイプのポンプスピンドルなどの製品製造に適しています。
RXシリーズは、CBN砥石のみを使用します。RX機の直接駆動研削スピンドルは、砥石を2つ保持することができ、各砥石は研削位置に順次移動します。この動作により、段取り1回でプレ仕上げと仕上げ研削が可能になります。
革新的な砥石駆動コンセプトにより、RXシリーズは速度2000~8000 min-1で最大46kWに達します。特に荒加工の場合には、本性能によりストック除去率が高くなるため、研削時間が短くなります。最適に適合した砥石技術と組み合わせることで、高生産性と効率的な作業プロセスが保証されます。
制御とソフトウェア
制御システムは、独シーメンスSinumerik840Dをベースに、KAPP-NILESが機械仕様に合わせて開発したものを適用しています。メニューやインターフェイスは、実作業者が使いやすいように設計されているため、とても使いやすい仕様になっています。
本機には次のオプションがあります。
主な仕様は下表のとおりです。